エクセドラ(Exedra)
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エクセドラという言葉はギリシャ語に由来し、「座席のある集会所」を意味します。一般的には屋外に設けられた半円形の構造物で、曲線の内側に座席や階段があります。
もともとこの場所には中央の柱だけがあり、これはスペイン国王カルロス4世(Carlos IV)を称えるために19世紀初頭に建てられた、切石造りのイオニア式記念碑でした。しかし、その完成時にはすでに息子のフェルディナンド7世(Fernando VII)に譲位していました。柱の頂部には、もともと国王をかたどった彫像があったと考えられており、それはメキシコ独立が達成された後の1821年7月頃まで残されていたとされています。これは確認された事実ではありませんが、ドイツ人技術者・建築家のカール・ネーベル(Karl Nebel)(1802 - 1855)による有名な石版画には、柱の頂部に人物像が描かれています。
この記念碑は現在まで残されていますが、それを取り囲んでいた施設群は当時の姿を留めていません。1842年には、その基部に4羽の金属製の白鳥が設置され、それぞれの鉢へ向かって水を噴き出していました。1895年には、ラファエル・アレラーノ知事(Rafael Arellano)が、ドン・ミゲル・イダルゴ・イ・コスティージャ(Don Miguel Hidalgo y Costilla)の像を柱頭部に設置するよう命じましたが、この計画は実現しませんでした。
1949年には、ヘスス・マリア・ロドリゲス(Jesús María Rodríguez)が、エクセドラ形式の観覧席と、マヌエル M. ポンセ(Manuel M. Ponce)に捧げられた噴水(柱の前方部分)の建設を担当し、さらに柱の上部には旗竿の基台として記念火台が設置されました。
1985年、Lic. ロドルフォ・ランデロス(Rodolfo Landeros)政権下において、周辺道路の歩行者専用化を目的として広場の再整備が行われました。この際、柱の頂部には「共和国の鷲」の彫刻が設置されました。これは首都にあるラ・ラサ記念碑の頂部を飾るものと同じ鋳型から作られた複製であり、フランス人彫刻家ジョルジュ・ガルデ(George Gardet)(1863-1939)の作品です。現在、エクセドラは街のランドマークとなっており、噴水や彫刻作品、庭園を楽しみながら、その場所を囲む美しい建築物を鑑賞できる静かな空間となっています。